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防犯ガラス

暮らしの安心を守るには、まず、窓ガラスから

通常の一枚ガラスや網の入ったガラスは簡単に破られてしまいます
合わせガラスが防犯に適した窓ガラスです

皆さんのお住まいに一般的に使われている通常の一枚ガラス(フロート板ガラス)や網の入った板ガラスは、実はとても破られやすいガラスです。 (財)都市防犯研究センターのデータによると、ともにドライバーで1分以内に破られてしまいます。特に、網入板ガラスは、金網が入っているために侵入防止に効果があると思われがちですが、火災による延焼防止を目的としたもので、防犯性能は一枚ガラスとあまり変わりがありません。 その一方で、強靭なプラスチック板や中間膜を挟み込んだ合わせガラスは、ドライバーやラジオペンチなどの破壊手段に対して強く、高い防犯性能を持っています。 これからの窓ガラスには、こうした”防犯ガラス”をご検討下さい。
防犯性能評価実験結果


ガラス種類

厚さ

破壊手段

抵抗時間

最大破壊音
(db)
フロート板ガラス 3ミリ ドライバー 19秒 85
網入板ガラス 6.8ミリ< ドライバー 57秒 94
複層ガラス 12ミリ ドライバー・ラジオペンチ 1分52秒 82
合わせガラス 7.5ミリ ドライバー・ラジオペンチ 2分10秒 86>

資料:(財)都市防犯研究センター「JUSRI」リポート
抵抗時間は、クレセントを外し、外障子を開けるまでの時間です。
試験結果は、試験者などにより異なり、あくまでも参考値です。
※1:フロート板ガラス3ミリ+中空層6ミリ+フロート板ガラス3ミリ
※2:フロート板ガラス3ミリ+中間膜約1.5ミリ(60ミル)+フロート板ガラス3ミリ


侵入を防ぐにはカギの強化だけではなく、窓ガラスの対策が重要です

戸建て住宅への侵入の手口で一番多いのは「ガラス破り」
破られないようなガラスを選ぶことが大切です

戸建て住宅の侵入盗の侵入手口戸建て住宅の侵入盗の侵入手口で最も多いのは窓や玄関のガラスを割り、手を入れてクレセントを開けて 侵入する「ガラス破り」です。平成11年の調査では「ガラス破り」は、無締まりやカギ破りなどに比べて 群を抜いて多くなっています。マンションなどの共同住宅でも、ガラス破りはピッキングに次いで2番目に多い割合です。 侵入盗は人目を最も嫌います。侵入を防ぐには、破壊するのに時間がかかり、大きな音の出るガラスにすることが大切です。


ガラス破りの傾向を知っておきましょう
開口面積が大きい掃出し窓の割合が高くなっています

窓の種類住宅の侵入手口で最も多いのは「ガラス破り」ですが、どの窓が最も狙われやすいのでしょうか。 平成11年の調査によると、最も多いのが開口面積が広く、出入り口になりやすい「掃出し窓」で52%、 次いで「腰高窓」「高窓」と続いており、これらの窓で実に90%以上を占めています。 窓ガラスの防犯性能を高めるうえで、こうした傾向がみられることを知っておきましょう。


ガラス破りの侵入口

9割が10分以内で侵入を諦めるという結果に
キーワードは、「壊すのに時間がかかる開口部づくり」

侵入を諦める時間右表のように侵入盗が侵入を諦める時間は5分以内が約70%、10分以内が約90%です。
つまり、開口部を破壊する侵入者に対しては10分の間に壊されないようにすれば、その9割は侵入を諦めてしまうと考えられます。窓ガラスは簡単に破られないものを選ぶことが大切です。




ガラス破りによる侵入手口とは
侵入手口ガラス破りの侵入手口は、軽量のドライバーなどをサッシとガラスの間に差し込み、 音を出さないように破壊するこじ破り、破壊音をあまり気にせずに、バールやスパナ、ハンマーなどを用いて ガラスを破壊する打ち破りがあります。 最近は犯行も手荒くなっており、防犯対策の強化が求められています。

住宅の防犯ガラスは「セキュオ」
防犯ガラス「セキュオ」は、2枚のガラスの間に強靭なプラスチック板と中間膜を挟み込んだ「セキュオSP」、厚い中間膜を挟んだ「セキュオ60」、「セキュオ30」を品揃え。
新築住宅はもちろん、既存住宅の窓ガラスも簡単に取り替えられます。
防犯対策でご使用になる部位や条件に合わせてお選びください。

「セキュオSP」
厚さ1.2ミリの強靭なプラスチック板と中間膜が侵入をしっかりガードします

セキュオSPの構造図
セキュオSPは、2枚のガラスの間にプラスチック板(ポリカーボネート板)と中間膜を挟み込んだ防犯ガラスです。侵入盗が打ち破りを図ろうとしても簡単にはガラスを破ることができません。防犯対策をより重視する場合に適しており、ドライバーを使ったガラスのこじ破りから、大型バールを使った打ち破りに抵抗力を発揮します。

防犯性能レベル
セキュオSPは、軽量のドライバーを使ったこじ破りはもとより、大型のバールでの打ち破りといったガラス破りの手口に高い抵抗力を発揮します。



セキュオSPと各種ガラスの破損状態比較(当社実験)
セキュオSPと各種ガラスの破損状態比較(当社実験)ドライバーや小型バールを使用して、セキュオSP、一枚ガラス(フロート板ガラス)、網入板ガラスのこじ破りによる破損状態の比較を行いました。

外側からクレセント付近をバールで打ち破りました。
一枚ガラス
簡単に割れてしまいました。
特にバールでは破損面積が広くなり、クレセントを回せる穴が大きく開いてしまいました。
網入板ガラス
防犯に効果があると思われがちな網入板ガラスも、一枚ガラスと同様に簡単に割れてしまい、侵入口となってしまいます。
バールでは大きな穴が開いてしまいました。
セキュオSP
ドライバーでは、ガラスはなかなか割れません。
バールではガラスは割れてしまいましたが、プラスチック板と中間膜により破片が飛び散っておらず、貫通していません。簡単には打ち破れませんので、侵入口になるのを防ぎます。


住宅窓(小開口)
小型道具使用
(軽量のドライバーなど)

住宅窓(小開口)
小型道具使用
(軽量のドライバーなど)

住宅・店舗・事務所(小開口)中型道具使用(小型のバールなど)

住宅・店舗・FIX窓(大開口)大型道具使用(大型のバールなど)
こじ破り 打ち破り 打ち破り 打ち破り

防犯性能レベルは、セキュオSPと一般的なガラスとを相対的に比較したもので、
侵入の手口やガラスを破壊する人の体力、技術等によって異なります。

硝子価格表(一般)

一般ガラス
  900×900 900×1800 1200×900 1200×1800
2mm梨地 15,000 - - -
2mm擦り 16,000 - - -
3mm擦り 20,000 22,000 21,000 46,000
4mm型 17,000 19,000 18,000 40,000
3mm透明 15,000 19,000 18,000 40,000x
5mm透明 20,000 22,000 21,000 45,000
6mm透明 22,000 24,000 23,000 48,000
8mm透明 32,000 34,000 33,000 86,000
10mm透明 40,000 42,000 41,000 96,000
6.8mm網入型 27,000 29,000 28,000 70,000
6.8mm網入透明 32,000 46,000 45,000 80,000

防犯ガラス
  900×900 900×1800 基本出張料 8,000
セキュオ60 透明 28,000 60,000 基本工事費 5,000
セキュオ60 かすみ 26,000 56,000 基本工事費大 10,000
セキュオSP 透明 45,000 94,000 高所作業 6,000〜
セキュオSP かすみ 43,000 90,000 面取り 5,000
スペーシア6mm 40,000 80,000 追加作業者 8,000
         


防犯ガラス 90cm角で28,000〜45,000円(工事費込)。
お見積もりお伺い致します。




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